世紀末ドリル

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【DayZ Namalskドキュメント翻訳】フェニックス乗員ログ ID8674 アダム・ウォーカー

【DayZ Namalskドキュメント翻訳】フェニックス乗員ログ ID8674 アダム・ウォーカー

DayZ SA Namalsk Island MODにて、ゲーム内で入手できるドキュメント(英文)を翻訳しました。Namalskマッププレイ時の没入感アップの一助になればと思います。
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フェニックス乗員ログ ID8674 アダム・ウォーカー(ゲーム内原文)

フェニックス乗員ログ ID8674 アダム・ウォーカー(Google翻訳

フェニックス乗員ログ ID8674 アダム・ウォーカー(DeePL翻訳+KATAPAN的意訳調整済み)

狩猟グループはちょうどいいタイミングで潜水艦に到着した。以前のロブの経験を考えると私たちは危険を冒したくなかったし、生存者が目を覚ましたときに(もし目を覚ましたら)、出来るだけのことを確認したいと思った。

暖かい毛布で彼女を包む以外、リグに戻る前に私たちが彼女にできることはあまりなかった。彼女をそりに乗せ私たちはすぐに潜水艦を離れた。

リグに急ぐ私たちの気持ちは言葉では言い表せない。時折、大きな棚氷が現れフェニックスがその後ろに隠れていることを願ったが、そうはならなかった。私たちはできるだけ早くリグに到着できるよう、そりを引き続けた。

女性の生存者は時折、そりが多少揺れても目を覚ます気配を見せない。前方の棚氷からようやくフェニックスが姿を現したのは、さらに1時間後だった。 私たちは迅速に動いた。セルゲイははしごを駆け上がり貨物用クレーンに乗り込んで、私たちの生存者と一緒に運んだ物資の束を素早く引き上げた。

すべてをデッキに運び出すと生存者を居住区に運んだ。使われていない部屋を選んでベッドを置き、彼女が持ち出してしまう可能性がある物ほとんどを取り除いて、カメラを設置した。その間にサーシャはさらに医療器具をいくつか持ってきて生存者の容態を確認した。

彼の結論は、彼女は安定しているが非常に弱っているというものだった。体の数カ所に凍傷ができたが、まだ致命的なレベルには達していない。彼はできる限りの手当てをした。また、点滴キットに栄養液をつないで彼女の新陳代謝を再び活発にした。この時点で、私たちが彼女にできることはもう何もなく、ただ定期的に観察しバイタルを補給するだけだった。

私たちはロブに起きたような事態が再び起こること避けたいので、常に彼女を見守ることにした。ところで、ロブに何が起こったのか私は決して話したくない…。

SKAT-12は、さまざまなラベルや文書からわかったようにロシアのヤクーツク級潜水艦だった(見方によっては今もそうだが)。この潜水艦の巡航ミサイルは、いわゆるナマルスク危機の間、島をなんとしても支配下に置こうとするNAC軍に地獄の雨を降らせた。このような戦術核弾頭が紛争で使用されたことは、第2次世界大戦以降初めてのことである。今では間違いなく人類の歴史の一部である。

この5日間で私たちは潜水艦からできる限りのものを回収した。リグの代わりに潜水艦を操縦することも考えたが、潜水艦の状態が完全に把握できていなかったため危険すぎると判断した。

奥の方では一部浸水があり全体的に死臭が漂っていた。私たちは乗組員に何が起こったのかを知りたかったが、遺体は見つからなかったし乗組員の運命に関する最近の情報もなかった。誰も怪我することなく多くの物を手に入れたので、この冬を乗り切れるかもしれない。

もちろん、リグが持ちこたえられればの話だ。フェニックスが私たちを裏切ったことは一度もないが。

潜水艦発見から7日目、私はサーシャに生存者が目覚めたという知らせで起こされた。ようやくだ。ほっとしたことに彼女は正気だった。幸先がいい。

しかし、まだ誰も彼女に話しかけていない。私は彼女に何を期待していいのかわからなかった。私は彼女が特殊工作員ではないかとずっと疑っていた。西側か、あるいは中国か。私は彼女の反応が少し怖かった。

もしかしたら、私たちが思っている以上に彼女は自分の状態を偽っていたのかもしれない。いずれにせよ私が部屋に入ったとき、7.62x39mmを持ったセルゲイが私を援護していた。

彼女の緑色の目は瞬時に私とセルゲイを見つめた。私がベッドに近づくと、彼女の顔は明らかに心配そうだった。彼女は、私たちが誰なのか、自身に何があったのかを尋ねたた。私はセルゲイを振り返り、銃を下ろすように言った。

救助の状況、居場所を説明した。彼女に名前を尋ねると、ためらうことなく返事が返ってきた。

ベーリングTF軍、NATO CTRG(Combat Technology Research Group)のネターニャ・ケイトナー大尉だ。」

彼女は明らかにそれ以上話す準備ができていなかったので、私は、ちゃんとした食事を運んできたサーシャに彼女を託した。彼女が話せるようになるまでには数日かかり、動けるようになるにはさらに数日かかったが、彼女が私たちから信頼を得て私たちが彼女を歓迎していることを示すと、彼女は時間を無駄にすることなく私たちがとても親しんでいるこの土地の一体何が問題なのかを説明した。

どうやら、全世界を襲った災害とナマルスクの間には何か深いつながりがあるようだ。彼女の偵察隊は全員行方不明になり、本部は応答しなくなった。彼女はただ立ち往生し、潜水艦が安全な避難所であることを望んだが、その代わりに潜水艦が彼女の棺桶になりかけた。

彼女は過去数年間多くの恐怖を味わったが、私たちにとっては目を見開かされるような内容だった。彼女はナマルスクの秘密を解き明かすために探索を続けたいと望んでいたし、私たちの資源はそれを可能にするだろう。彼女は私たちに再び生きる理由を与えてくれた。ただここに留まって引き上げた物資で生活し、何時までかも分からずただ待つのではなく、「それ以上のこと」をすることを。

私たちは西への旅の準備を始めた。この計画には例外なく全員が参加する。フェニックスは当分の間、自力で走ることになる。定期的にリグをチェックし(補給も兼ねて)、主要な活動拠点はナマルスクに移す予定だ。

ネターニャは、巨大なタラ港に居を構えるべきだと考えている。ここは非常に安全で、防衛しやすく、物資も豊富にあるはずだ。戦闘訓練を受けた者は多くないが、その過程で学び、互いに助け合った。

感染者の危険性については警告を受けていたが、彼女はナマルスクには、あまり感染者は残っていないと考えている。すでに多くの感染者を対処してきたし、悪天候も彼らを弱らせ死に至らしめた。明らかな致命傷の徴候がない遺体を見た場合は、頭部への銃弾による射撃を推奨する。

もうひとつ、我々にとってもっと大きな未知数なものはNAC軍の存在だろう。ネターニャたちが集めた情報では、NACがまだナマルスクの地下エリアで活動していることは明らかだ。だが、彼らについてはすぐにわかるだろう。

準備を整えるのに数日かかったが何とか間に合った。未知の世界への期待は耐え難いものだったが、誰もが何とかそれに対処する方法を見つけた。出発の前夜、ネターニャはフェニックスのデッキに立って腕を休め、ナマルスクの山々の形にわずかに遮られた地平線の向こうに沈む夕日を眺めていた。

私は彼女が気づくように、わざと音を立てて近づいた。そして彼女の隣に立ち様子を伺った。最初は無反応だったが突然抱きついてきた。私は彼女のこのような反応に驚いたが、彼女を慰めようとした。

彼女はメルボルン(オーストラリア)にいる大学生の娘のことが毎日頭から離れないことを語った。彼女は娘を育てるため最善を尽くしたという。

しかし、女子大生の生活におけるこれまでの試練は、世界中で起こっている今日の恐怖に比べればたいしたことではない。

彼女は私たちの仲間だ。

交通事故で亡くなったローレンのことを思い出した。私がすべてを捨てて大海原で働こうと決めた理由のすべてだ。

西からの突然の圧力波によって私たちの思考は中断された。

耳鳴りがした。ナマルスクのほうを向くと、山から巨大な稲妻が発生しているのが見えた。ほとんど奇跡的に見えたが心のどこかでこれはまずいと思っていた。

私はネターニャの方に振り返った。まだ耳鳴りがしていた。彼女は身を隠せと叫びながら、下のデッキの入り口を指差していた。私も皆に向かって無線で同じことを叫んだ。ネターニャはそれが何であるかを知っていたようで、安全な場所に移動するのに時間をかけなかった。階段を下りようとしたとき、空を見上げると空がオレンジ色に染まっていた。いったい何が起こっているんだ?下のデッキの廊下に入った瞬間、頭に激痛が走り、意識を失った。

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